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手のとどくところにあるサステナブル|アースデイでの出会い

  • 2024年6月26日
  • 読了時間: 8分

更新日:3 日前


1970年、アメリカで「アースデイ(地球の日)」は誕生しました。G・ネルソン上院議員が、4月22日を“地球の日”であると宣言。学生運動・市民運動がさかんなこの時代に、環境がかかえる問題について人々の関心は一気に高まり、様々な活動が起こりました。以降、毎年4月22日はアースデイとなっています。


そのアースデイにあわせて開催されたのが「アースデイ東京2024@代々木公園」(以下アースデイ東京)。4月13日(土)と14日(日)の2日間開催されました。 ORBIS ISはこのイベントに、オルビス発のクリーンビューティブランドである「CLEANENCE(クリーンエンス)」とともに参加してきました。



「環境配慮」をめぐるリアル


SDGsやサステナビリティなど、地球環境についてたくさんのニュースがメディアでたびたび取り上げられるようになってきました。「言葉の意味を理解している、実際の地球の現状をよくわかっている、地球のために何か活動をしている。」――自信をもってイエスと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

では、アースデイ東京を訪れたのは、地球環境に対して強い思いを持った方だけだったのでしょうか。――皆さんの率直な思いを知るべく、クリーンエンスのブースを訪れた方に簡単なインタビューを行ってみました。


話を聞いていると、SNSでイベントを知って来てみたという方や、たまたま近くを通りかかったから寄ってみたという方、公園という場所柄もあり、散歩のついでにブースを見てまわっているという方も。特に目的を持たず、アースデイ東京を一つのお祭りとして楽しんでいる方も少なくありません。


大小さまざまな企業やNPOが出店していた今回のアースデイ東京。環境問題について、改めて知ることや考えることも多かったのではないでしょうか。とはいえ、日々の生活の中で常に環境に配慮した選択をし続けるというのは難しいことです。


皆さんは、普段どのように環境問題を意識しているのでしょうか。



・インスタグラムでアースデイを知り、一人で訪れたという女性


―普段環境のために意識していることはありますか?また、やってみたいけどハードルに感じることは?

「環境負荷の少ないものを買って食べようというのは経済的なハードルを感じるので、やっぱり難しいです。やっているのは本当に小さいことだけ。例えば、トイレでトイレットペーパーを少ない方から使うようにしています。中途半端に残っているものを清掃の人が替えるとなると、資源ももったいないしその人の労力もかかる。少ない方から使ってきちんと使い切れたらなと思っています。働く人の労力も資源も、有限なので。新しいものが欲しくなっちゃうときもあるけど、手元にあるものを使い切ってからにしたいですね。」

小さな取り組みでも、それが環境配慮への第一歩。アースデイの基本的な考え方には、「やってみた日、それがあなたのアースデイ」というものがあります。だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をすることが何よりも大事なのかもしれません。



・待ち合わせのスキマ時間に訪れた女性


「人と待ち合わせをしていて、1時間ぐらい余裕があるから寄ってみました。アースデイ東京には初めて来ました。」


―普段環境のために意識していることはありますか?

「買い物のときにビニール袋を使わないことですかね。エコバックをできるだけ使おうとはしています。あとは、マイボトルを持つようにしたりとか。そんなに意識が高いことはできていないかもしれないです。自分で簡単にできることしかしていないですね。」



・買い物のついでに寄ってみたという女性


「初めて来ました。お祭りみたいで楽しいですね。」


―普段環境のために意識していることはありますか?

「うーん。ゴミの分別はちゃんとやろうとしていますが…そのぐらいですかね。」


―とても大事なことですよね。他に気になっていることはありますか?

「フードロスとか、食事の廃棄はもったいないなと思います。言ってみて気付きましたが、そういうのも自分でできることですよね。意識したいなと思います。」


普段何気なく当然のようにしていることが、自分自身が気付かないだけで、もう既に環境へのアクションになっていることもあります。もう少し、環境問題に踏み込んだ方の声を聞くこともできました。



・環境問題に関心がある男女


―普段環境のために意識していることはありますか?

「環境問題には関心が高いほうだと思います。気候変動対策とかですかね。森の保全活動に参加したりしていますが、時間もかかって難しいんです。」


―他にも気になっていることはありますか?

「私はアップサイクルに興味があるんですが、ゴミになってしまったものを変えていくのって難しいなと思います。つくる段階から廃棄物もどう生まれ変わらせていくのか考えなきゃいけない。それに、やっぱり手間がかかるからコストもかかる。値段が同じならストーリーがあるものを選べるけど、何も環境問題をケアしていないものに値段で勝てないのが難しいですね。」

積極的な行動を心がけてみても、時間や手間、コストなど、課題は多くさまざま。環境を考えた活動の道のりは簡単ではありませんが、「それでも継続して頑張っていきたい」と語っていました。



昨年、オルビスの廃棄ネイルを使用したワークショップに参加してくださった学生さんとアースデイ東京で再会しました。



・ワークショップに参加経験のある学生


―最近、取り組んでいることはありますか?


「2月に鯖江へ行って、眼鏡の廃棄物調査をしてきました。実際に眼鏡をつくっている企業さんが回収した、生産過程で生まれる廃棄物やB級品などを今度アップサイクルして使おうと思っています。企業さんにも鯖江から来てもらって、一緒にワークショップをやりたいです。」


「海洋プラスチック問題に興味があるので、海岸清掃に実際に行って、その場で参加者のお話を聞いています。学生さんが結構多く参加されていますが、小さい子も含めて幅広く参加されています。」


彼らも、継続して環境のための活動と向き合い続けています。イキイキとした表情で語る姿を見て、私たちも、これからも共に手を取り合いながらサステナビリティ活動の歩みを進めていけたらと感じました。



今回、クリーンエンスのブースには「わたしのクリーンアクション宣言」というコーナーを設けていました。クリアケースの前に並べられた色とりどりのチップは、化粧品容器をつくる際に生まれてしまう廃棄物。「脱プラ」「フードロス」「リサイクル」「CO2削減」の中から、自分がこれからやっていきたいことを宣言し、チップをケースの中に注いで、ブースに訪れてくれるみなさんとアート作品を作っていきました。


環境問題のためのアクションというと少しハードルが高く難しく感じられるかもしれませんが、気軽に楽しく自分の手の届くところからはじめてほしい。――そんな想いをこめてつくったブースです。当日はご家族で訪れる方もたくさんいらっしゃいました。お子さんが進んで参加して下さったりするなど、微笑ましい場面も見られました。家族で環境問題について考えたり、話したりするようなきっかけにもなるかもしれません。ワンアクションが楽しく身近なものに感じてもらえる足がかりとなったでしょうか。



意外に身近なサステナブルと未来へのまなざし


アースデイ東京でリアルな声を聞くことで、私たちも企業として地球のために何ができるのか?どんな姿勢で取り組むべきなのか?を再度考える機会になりました。 オルビスでは30年以上前から、環境配慮の観点でつめかえ用商品の販売、商品の簡易包装、山梨県を中心とした「甲州市・オルビスの森」などの環境保全活動などを行っていますが、サステナビリティ活動をより推進していくべく、2022年にサステナビリティ推進室を設けて方針の策定・実行をしています。代表的な取り組みとして、2024年には、化粧品容器の端材やお客様から使用済み容器を回収し、リサイクルスパチュラ(ヘラ)を作りました。


そんな中、クリーンビューティという新しい価値を届けるため2023年にローンチしたブランドが「CLEANENCE(クリーンエンス)」です。美しく生きたいと願う時、何を選んで使っていきたいのかを考え、肌への効果だけでなく環境にもその美しさを循環させるようなプロダクトをつくってきました。本来は廃棄されるはずだった原料や資源に、新たな価値を見出すアップサイクルの考えに基づきながら、オルビスが36年積み上げた先端科学の知見をかけ合わせたものづくり。その姿勢が評価され、国内初、唯一の化粧品及びファイントイレタリー分野における SDGs視点での評価審査基準を制定した『サステナブルコスメアワード2023※』にて審査員賞を2部門受賞。挑戦は始まったばかりですが、商品を愛用してくださっている方、取り組みに共感してくださっている方の期待に応えられるよう、これからも走り続けていきます。


※『サステナブルコスメアワード』について


“人にも地球にもやさしいコスメ”を表彰するアワード。SDGs視点をベースとした評価基準で成分だけでなく、原料生産・製造・販売・流通・消費・廃棄といったあらゆるプロセスを含めた製品のライフサイクル全体を評価・審査・表彰し、コスメのサステナビリティを推進しています。


CLEANENCE(クリーンエンス)https://www.orbis.co.jp/product/cleanence/


CLEANENCE(クリーンエンス) Instagram: @clnce_official


illustration : inemouse

 
 

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