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「100回質問していいよ」——障がいと向き合う私が、オルビスで安心して働ける理由

  • 4月23日
  • 読了時間: 8分

こんにちは。採用広報の仁尾です。

オルビスでは、一人ひとりの強みや意欲に合わせた採用・配属を行っています。少数精鋭の組織だからこそ、選考の段階からその人に合ったポジションを一緒に考え、入社後も寄り添ったサポートを続けられることは、オルビスならではの特徴です。 

今回お話を伺ったのは、2025年6月に障がい者採用で入社した小里智子さん。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)という特性と向き合いながら、現在はCRM推進部 定期推進グループに所属し、定期購入に関わる事務業務を担当しています。 

化粧品業界に関わるのも、障がい者雇用での就業も初めてだったという小里さんに、日々の仕事のことから入社までの経緯、これからの目標まで、本音で語っていただきました。 





診断で気づいた自分の特性。オルビスの一員になったきっかけ 

——小里さんが所属しているCRM推進部・定期推進グループについて教えてください。 

オルビスには通常のご購入と継続的に商品をお届けする定期購入、2つの購入方法があります。定期推進グループは、定期購入のお客様をどうやって増やすか、今定期をご契約いただいているお客様にこれからも続けていただくことに取り組んでいる部署です。 

 

チームは、施策を企画・実行するメンバーと、それを運用する事務の役割に分かれており、私は事務メンバーとして、施策を動かすためのシステムへの登録、ウェブページの更新確認、お客様に届ける紙のチラシの在庫管理などの業務を担当しています。 

 

これら通常業務に加えて、直近ですと『リンクルブライトUVプロテクター』のリニューアル対応を行いました。新しくなった商品を定期購入しているお客様に無事にお届けするため、システム上の商品情報を変更したり、マイページに「商品がこう変わります」という案内を表示したり。他には紙媒体やウェブページの文言に誤字脱字がないかの確認や、場合によって改善の提案を行うこともあります。 

とはいえ、すべてを一人で担うのではなく、先輩についてもらいながら毎週進捗の共有をしたり、疑問点はすぐに確認できる体制がありますね。 




——小里さんは中途でオルビスに入社していますが、これまでの経緯についてお聞かせいただけますか。 

 

新卒で食品卸売の会社に入社してから、数社転職を経験しながら事務や営業サポートなどの仕事をしてきました。ただ、どの職場でも共通していたのは「仕事は見て覚える」「マルチタスクを求められる」環境だったことです。自分のミスの多さを周囲の方々と比べて落ち込むことが続いていました。努力はしているのになぜうまくいかないのか、自分でも分からなかったんです。 

 

そんな折、当時の上司との関係がうまくいかずに適応障がいを発症してしまいました。メンタルクリニックを受診し、そこで初めてADHDとASDだと診断されて。注意力が散漫でマルチタスクが苦手、こだわりが強いなど、ずっと悩んでいたことの理由が分かったんです。 

ただ、会社の就業規則を根拠として退職を打診されてしまい……。いったん仕事を辞めて転職活動を始めることにしました。 

 


オルビスだけが「できること」より「やりたいこと」を聞いてくれた 

 

——そうした経緯があったんですね。転職活動はどのように進められたのですか。 

 

今までと同じように健常者として探したほうがいい仕事に出会えるのか、それとも障がいをオープンにしたほうが働きやすくなるのか。どちらが自分に合っているのかを確かめたい気持ちもあって、一般採用と障がい者採用の両方で求職活動を始めました。 

 

ただ、障がい者採用の求人は正社員ではなかったり、年収が低かったりと、条件面で厳しい企業が多かったんです。そんな中、雇用条件の良い会社として紹介されたのがオルビスでした。もともとオルビスの商品は愛用していましたし、誠実で信頼できる企業というイメージも持っていたので応募に進みました。 

 



——オルビスの選考を受けてみて、どのような印象を持ちましたか。 

 

最も驚いたのは、面接の雰囲気です。他社で経験した障がい者採用の面接は、「どういう障がいの特性があるのか」「どういう配慮が必要か」の確認が中心となることがほとんどでした。ですがオルビスは確認のみで終わらずに、「だったら、こういうふうに(会社側が)できるといいですよね」と私の希望を踏まえたうえで、ポジティブな対話をしてくれました。 

 

「お客様に関わる仕事がしたい」と伝えたところ、その場で具体的なポジションも打診していただきました。それが今働いているCRM推進部の定期推進グループです。面接で関わった方たちがみんな前向きな明るい雰囲気で、相手を気遣った発言がとても多いことも印象的でした。それは入社した今でも変わらず、ずっと感じ続けています。 

 


安心して働ける環境が、成長の意欲に 

 

——実際に働き始めて、面接での印象とリアルな職場環境とのギャップはありましたか。 

 

入社する前に、「メモを取る時はペースを合わせてほしい」「初めての業務は時間を取って教えてほしい」という配慮の要望を伝えていました。現場ではそのまま実践してくれて、むしろ「ここまで時間をかけてくれるのか」と思うくらいです。 


また、私はいわゆる“気にしい”な性格で、「今忙しそうだけど話しかけてもいいかな……」と躊躇してしまうタイプです。ですが、グループの方は常日頃から「いつでも話しかけていいよ」と言ってくれ、「100回質問してもいいからね」という言葉をかけてくれる方もいます。 

 



——「100回質問してもいいからね」の声かけは安心しますね。 

 

はい、すごくほっとしました。また、上長は私の入社にあたり、チームメンバーの前で「話しかけづらい環境をつくらない」「報連相がしやすい環境をつくりたい」と意向を共有してくれました。そこまでしてくれたのを見ているから、「こちらも臆せず話しかけよう」という気持ちになります。面接で感じた安心感は、むしろ入社後のほうが上がっているかもしれません。 


 

——仕事を進める上でのチーム連携についても聞かせてください。 

 

定期推進グループでは、誰かひとりで行った作業をそのままお客様が見える箇所に反映することはなく、必ずグループ内でダブルチェックを行った上で情報を公開しています。 

なので、日頃から自然と声を掛け合いながら、チームで連携して業務を進めている環境です。 

また、入社後半年間は、1カ月後、3カ月後、半年後とHRが定期的な面談を設けており、些細なことでも相談に乗ってもらえます。チームだけでなく、組織全体で支えてもらえていると実感しています。 


 


——個人にしっかりと寄り添ってくれるんですね。 

 

個人の目標を上長が一緒に考えてくれる点にも驚きました。私の特性を理解してくれたうえで、「じゃあ、今期はこれを任せるので頑張ってみよう」と提示してくれます。 


一方で、「こういう特性があるから、この範囲だけ」と決められるのではなく、想像していたより多岐にわたる業務に携われています。任せてもらえる業務が増えているのは、できると期待してくれているからだと思いますし、だからこそ私も応えられるよう頑張りたい。 

 

定期推進グループでは年に1回、定期サービスの利用状況に関するお客様インタビューを行っていて、私も参加するようにしています。その中で、送料を気にしているお客様が多いことが分かり、送料の不安を解消する案内メールの作成につなげることができました。事務担当ではありますが、お客様にとって有益な情報を届ける取り組みには前向きに関わっていきたいです。 

 


チームを支える存在になることを目指して、知識を深めていきたい 

 

——小里さんの、今後の目標について教えてください。 

 

オルビスって感謝の声かけが多いんです。「◯◯を対応しました」と伝えると、すぐに「ありがとう」という言葉が返ってきます。とても気持ちがよく、安心して働ける環境にいるせいか、「メンバーの負担を軽減し、彼らがより多くのことに挑戦できる環境を支えたい」「できることを広げたい」という気持ちが芽生えてきました。 


特に、日々の業務を通じてCRMやマーケティングへの関心が高まり、新入社員向けのレクチャー会に参加したい旨を上長に申し出たところ、快く承認してくれました。挑戦をポジティブに後押ししてくれるチームだと感じています。 

 

オルビスには「言葉にすることをやめない」という行動指針があって、私はこのフレーズをとても大切に感じています。言葉になりづらいことでも、相手のために伝え、それが結果として助けになる関係性を実現する。そのためには、もっと学んで知識を深め、他部署への適切な気遣いや、根拠のある改善提案ができる社員になりたい。まずは、できることを一つずつ増やしたいですね。 


 

——最後に、障がい者採用での転職を考えている方にメッセージをお願いします。 

 

SNSなどを見ていると、障がい者採用は契約社員が多い、年収が低いといったネガティブな声を目にします。ですが、オルビスでは正社員かつ、特性に合わせた配慮やサポートを受けながら、安心して働ける環境があり、入社したことを後悔した日は一日もありません。 

 

「マーケティングの知識がないから心配」などと感じる方もいるかもしれませんが、施策を企画する人と事務の役割はちゃんと分かれています。これまでの事務経験で身につけた、基本的なオフィスソフトのスキルを活かせていますし、必要に応じて新しい知識を補える環境も整っています。 

 

CRM領域や化粧品業界が初めてだった私が、こうして一員として働けていることが、誰かが一歩踏み出す勇気につながれば嬉しいです。 




取材・文:木内アキ 


 Profile

小里 智子(Ori Tomoko)  

新卒で食品卸売会社に入社後、複数社での事務・営業サポート経験を経て、2025年6月オルビスに障がい者採用で入社。現在はCRM推進部 定期推進グループに所属し、定期購入に関わるLP更新や紙媒体の管理、システム登録などの事務業務を担当している。 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 

オルビスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜこちらからご連絡ください。皆様のご応募、お待ちしております! 

※本記事内容は、公開日(2026年4月23日)時点の情報に基づきます。 

 
 

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